突然ですが、あなたの渡航予定は、何か月後ですか?
夫が先に駐在国へ赴任して、家族は後から行く場合が多いので数か月後~1年後の方もいるでしょう。
そんなあなたも今すぐに準備を始めて下さい。
なぜ夫の海外赴任が決まったら、すぐに帯同の準備をはじめたほうがいいのか?
今回は、その5つの理由をお伝えします。
- 夫の海外赴任が決まったけど、準備はすぐに始めた方がいいの?
- 私の渡航はまだ先だから、準備は仕事を辞めてからでもいいかな?
- 海外帯同の準備ってそんなに大変なの?
海外赴任が決まったらすぐに準備を始めた方がいい5つの理由
私の場合、夫の海外赴任(ほぼ決定)を聞いたのは、かなり早く渡航する1年半以上も前でした。
しかし、1年半というたくさんの準備期間があったにもかかわらず直前にバタバタしてしまいました。
実際に海外赴任の準備を経験して、早くから準備しておけば良かったなと思いました。その理由は…
- とにかく必要な準備や手続きがいっぱいだから
- 意外と時間がかかるから
- 夫の会社のサポートはあまり期待できないから(会社による)
- 想定外のことが発生することがある
- スケジュールに余裕があると心に余裕ができるから
理由1.とにかく必要な準備や手続きがいっぱいだから
海外赴任に帯同するにあたり、必要な準備や手続きがたくさんあります。
- 現地の情報収集
- 引っ越しの準備
- 海外生活に必要なものの買い出し
- 渡航前健康診断、予防接種
- 住んでいる家の手続き
- 金融機関(銀行・証券会社・NISA・iDeCo)の手続き
- 携帯電話の手続き
- 保険の手続き
- 車の手続き などなど・・・
上記は、必要な準備や手続きのほんの一部です。
これを渡航日までにすべて終わらすには、早めに計画を立てて実行していくことが必要です。
理由2.意外と時間がかかるから
特に海外への引っ越しとなると、国や地域ごとに事情が変わってくるのでまず準備や手続きをするための情報を集めるところからスタートします。
そして実際に準備や手続きをはじめても、確認に時間が必要だったり、書類のミスで再提出したりなんてこともあります。
例えば、普段使っている日用品の買い出し。
私も普段は買っているものだし、そんなに時間がかかると思っていませんでした。
しかし、日用品をリストアップし、消費量や使用期限を気にしつつ何個買おうか考えて、一から買いそろえるのは時間が掛かりました。
私の場合、夫が先に赴任したタイミングで車を売却してしまったので、持って帰るのも一苦労。
途中からはネットでポチポチ購入しましたが、どこが安いかなと調べ出すとこれまた時間が掛かる。
調べるのに疲れるとyoutubeやブログを見はじめる。はい、ダメなパターンです。。。反省
でも、息抜きしないと疲れてしまいますよね。簡単そうに思えることでも、実際にやってみると時間がかかるのです。
理由3.夫の会社のサポートはあまり期待できないから(会社による)
これは会社によると思いますが、ビザなど重要なこと以外のサポートはありませんでした。
一応、夫が会社から海外赴任の手引きなるものをもらってきましたが、夫に関する手続きのことを主に書いてあり、帯同家族の手続きに関してはちょろっとだけ。
悲しいかな、あまり当てにならず。帯同にともない妻が退職した場合、
- 失業保険
- 確定申告
- 住民税
- 国民健康保険
などのの手続きは自身で調べて行う必要があります。
また海外生活に必要な細々とした生活用品などの準備も、妻が準備するケースが多いので、準備や手続きは夫以上に大変かと思います。
理由4.想定外のことが発生することがある
日本を含めどの国でも自然災害や感染症、デモなど何がおこるかわからないもの。
めったにないことですが、私はこのタイミングに当てはまってしまいました。
2020年1月ごろから世界に広がりはじめた新型コロナウィルス感染症。これに本当に振り回されました。
引っ越しの荷出しを数日前にキャンセルし、実家暮らしを延長。
渡航制限が解除されたと思ったら、ビザに必要な書類が手に入らないからダメ。
まだ先かと思ったら急にビザ申請を受け付けてもらえそう!けど、条件が急に変わったからまた延期・・・を数回。
最後は、また入国条件が厳しくなりそうだから数週間早めて!っとなり急ぎました。
これはまれなケースかもしれませんが、退職した会社から手続きに必要な書類が届かなかったり、子どもが体調を崩して予定をこなせないなんてこともあり得ます。
理由5.スケジュールに余裕があると心に余裕ができるから
これが一番大きいです。
渡航時期が近づくと、海外でうまく生活できるかな?赴任国の言葉を話せないけど大丈夫かな?と色んな不安が出てきます。
それに加え、手続きに時間がかかってやきもきしたり、引っ越し作業で疲れたり、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていきます。
そんな時、「今日は一日休む!」という日が作れる余裕がスケジュールにあると心に余裕が出来ます。
まとめ
まだ渡航するのは先だから、準備を始めるのはまだ先でいいやと思っているあなた。
もちろん渡航時期が近づかないとできない準備や手続きもありますが、今からできることもあります。
余裕を持って海外生活をはじめるためにも、早めに準備をはじめてみてはどうでしょうか?
余談
あなたは結婚式の準備が忙しかったですか?
私は結婚が遅かったので、先に結婚した友人たちから「結婚式前は忙しくて大変だから、早めに準備した方がいいよ!」とアドバイスをもらっていました。
けど、実際にやってみて私は忙しくありませんでした。(式場探し~式場決定~式当日まで約半年で)
なので、海外帯同の準備もみんなブログで大変って書いているけど、まだまだ大丈夫~と余裕をかましていた。
結果、直前になってバタバタすることに。
いま思えば、結婚式の準備はプランナーの方がするべきことをリストアップして、スケジュールを組んでくれて、席次の決め方など分からないことはプロが的確に答えをくれていたからスムーズに進められて、忙しくならなかったのだと思います。
しかし、駐在妻の準備はそんなサポート体制万全なプランナーはいません。
自分で調べて、自分でスケジュールを組んで、自分で進めていかないといけません。
ひとつひとつに時間がかかり、最終的に時間が無くなっていくのです。
私がまた別の国へ海外赴任することが決まったら、次はすぐに準備をはじめることでしょう。